【読書】近藤史恵「サクリファイス」感想

今週のお題「芸術の秋」

近藤史恵さんの代表作です。

amazonさんの抜粋より

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。

最後まで目を離せない展開でした。ロードレースの戦略等も興味深く、人物の心理描写も秀逸です。